E07Aチューニング その6 【フリクション】
yaoi2012-04-26T18:47:30+09:00今日はDLCコーティング中の部品待ちです。 時間が有るのでオイルパンのHONDAマークを光らせてみました! #400のペーパーから始まり、#1500→#3000→#10000(コンパウンド)で完成。 雰囲気がレトロな感じがして良いかもしれません。
今日はDLCコーティング中の部品待ちです。 時間が有るのでオイルパンのHONDAマークを光らせてみました! #400のペーパーから始まり、#1500→#3000→#10000(コンパウンド)で完成。 雰囲気がレトロな感じがして良いかもしれません。
絶対おすすめな、強化ボルト! どんだけ良い部品を組んでも、きちんと締め付け出来なければ駄目x2です。 このエンジンは高回転仕様なんで、キチンとトルク管理をしてあげないと高回転でボルト伸びなんかが出てきて、最悪の場合ガスケット抜けの原因にもなります。 強化加工をWPC処理で行う事により、ネジ山の谷部に存在する組成流動部のクラックを無くして、ボルト伸びを無くせるんです! 締めた感じもカッチリで、ヌルっとする感覚が有りません! 左は未加工 右がWPC処理品です。 クラックが消えているのが解ります! 角度締めを行うコンロッドボルト・フライホイールボルトなんかにも有効です。
行ってきましたTC-MINI第2戦目 今回は、前回のエンジン仕様からミッションレシオ変更で挑みます。 予選前に電気系のトラブルがあっただけで比較的エンジンは良好です。 しかし、予選5周目に1ヘアでコースアウト! 路温が10℃台で冷え冷えの路面でグリップしなかったみたいです。 ライダーいわく「ガーデニング」をしていたらしく体は無事でした。 で決勝は、先頭集団のペース配分に惑わされてしまい、4位フィニッシュ! もう少し戦闘力を上げないと前に出れないみたいです(-_-;) と言う事で・・・ 次回は、新型エンジン投入だ! 今回、エンジンメンテナンスをさせていただきました 山田様! 2位入賞おめでとうございます。
ピストン組み込み。 今回は、サーキット用の67mmハイコンプ(11.0:1)WPC仕様を組み込みます。 DLCピン・DLCトップリング・WPCピストン コンロッドはフルフロー加工。 小端部をボーリングして、リン青銅ブッシュを圧入! 加工は、ダイヤモンドエンジニアリングさんで行いました。 大端メタルはMoS2ショット(見えませんが(-_-;) ) ピストン組立には秘密兵器の「ピストンスライダー」を使います。 こんな感じでサクサクと組み込みできますよ! ここで注意が必要なのが、加工したブロックのボア上面部の「面取り」! 大きい面取りだと、サイドレールが引っかかってしまいます(淚) 加工される際は、最少面取りをおすすめします。(C0.2以下orR0.2以下)
組み込み開始! ここから先は、とりあえず僕的な考えで加工・組み立てを行いますので真似をされた際は どうなるかわかりませんので、ご注意ください。 クランクシャフトは、DLCコーティング品を組み込みます! 新型のDLC膜をテストします。 従来のコーティングに比べて耐久性が格段に上がるはずです(^_^;)ご期待ください。 3気筒はバランスがどうもヨロシクありません! 少しでもバランスによるフリクションを改善し高回転化を実現するために、クランクキャップを強化処理しました。 メタルはWPC+HYPERモリショットです。 触った感じが硬くなりました! 効果が期待できそうな加工です。
そろそろ参加するレースが押し迫って来た今日この頃です! 先日穴掘りに出したブロックが戻ってきました!(^^)! 今回も、埼玉県の「ダイヤモンド・エンジニアリング」様で加工していただきました<m(__)m> いつもx2綺麗な加工をありがとうございます。 ボーリング・ホーニング細目・プラトーホーニングのフルコース仕上げです! あとはポート加工をして、オイルパン周りをクリーニングを含めたWPC処理をします。 オイルポンプのトロコイドギヤにWPCをしてキャビテーション摩耗を抑制し、カムの虫食いを最小限に抑える事が出来るんです。 もちろん、強化バルブスプリングを組み込み、超高回転型チューニングをしていきます! 目指せ直線番長!! 目標200km/h!!!
今回ご紹介する加工事例はNSF250RのカムシャフトにDLCです。 カム山を数時間掛けてR加工を行い、その後ラッピング&羽布掛けします。 DLCはジャーナル部のみにコーティングして、カムとの摺動部はリフター側にDLCです。 バルブリフターにDLCを行うと、リフターホールとカム面に効果があり一石二鳥です。 しかし、バルブリフターにDLCコーティングを使用する場合は、必ずカム山の角部のR加工を行ってください。 これを怠ると、DLCの効果が発揮できません、さらには、コーティングが剥離してしまいます。 高回転型エンジンは、バルブスプリングがとんでもなく硬いので驚くほどカムには抵抗があります。 DLCはそんな抵抗をかなり低減できます!
超急ぎで組み込み中の週末用エンジンです。 前回のレースでミッションブロー(^_^;) 今回は新品ミッションの投入です。 ミッションにはDLCとWPCを組み合わせて超低フリクション化に加工していきます。 各部の面取りを行ってからWPC・DLC処理を行います。 組み合わせはこんな感じで振り分けます。 DLC&WPCの特徴としては、WPC側の面粗度が異様な速さで改質出来て、歯面の馴染みが短時間で行えます。 キックシャフトギヤは常時かみ合い式なので、摺動抵抗削減のためにDLCをシャフトに施します。 シフトフィーリングを大幅に改善できるのが、フォークシャフトのDLCコーティングです! ここは、金属同士の摺動とは思えない動きを可能にし、操作荷重を低減しスムーズなフィーリングになります。 ヘッドもポート加工します。 バルブにDLCを行いますので、エイヤーでカットしました! もちろん燃焼室は磨きます。
前回ご紹介しましたNSF250Rの微妙な当りのピストン! WPC処理でここまで回復します。 とりあえず前と良く似たアングルで。 見にくいので 綺麗にRE:トリートメントできました。 こんな用途にもWPCが使えます。 さらに、初期摩耗後なので馴染みのできたスカートにWPCを行いますので一番フリクションの少ない状態のピストンが出来上がります! 理想的なピストン加工です!
先日のカムシャフト加工が完成しました。 相変わらず車種はわかりません(-_-;) このカムシャフトは、裏技的な加工方法でいろいろしてみました! 多分、他所さんには絶対行えないカム加工です。