YAMAHA R1用 ロッカーアーム レーザ加工【フリクション】
yaoi2020-11-22T12:47:24+09:00YAMAHA 新型R1はフィンガーフォロアータイプのロッカーアームを採用しています 表面処理にはDLCコーティングが施されており、耐摩耗性の向上が図られています 海外メーカーでは数年前から採用されていますが、国産バイク初のDLCロッカーアーム採用エンジン DLCコーティングは、無潤滑下での耐摩耗・耐焼付性に優れていますが 油膜の支配するエンジン内部では、DLCの特性よりも油膜の方が摩擦係数が低いのです DLCは特性上、エンジンオイル添加剤(有機Mo系)の反応が少なく 金属部品に対して低フリクション化が困難で 有機Moを大量に添加すれば、低摩擦化反応が起こり易くなる一方で DLCの損傷や摩耗が発生してしまいます。 一般的にT-aC DLC(水素フリー)やaC-H-Si DLC(シリコン入)は、aC-H