NSF250R エンジンチューニング。
今回のエンジンでは、クランクシャフトに新型DLCコーティングを施してみました。
こんな感じです。
これで油膜切れが有っても安心かも!
詳細は、後日・・・。
ヘッド系は、バルブとバルブリフターにDLCをしました。
このバルブリフターにDLCがかなり良好で
リフターホールにキズ一つ入りません。
バルブにもDLCをしています。
インテークバルブとエキゾーストバルブは同じチタンバルブでも素材が異なり、インテークはかなり短命な材料の様です。
チタンバルブ用DLCは通常のコーティングとは異なり、耐熱温度の高いDLCを低温プロセスで成膜して行きます。
でないと、運転中に傘落ちが発生してしまいます!
んでもって、ピストンは、今回新品に交換(-_-;)
定価で¥75000オーバー・・・・
こんなに高くてどうなん(怒)
今回は、鏡面手前まで表面を整形してみました。
決して鏡面にするのが、めんどくさかったからではありません・・・
これで、カーボンのアンカー性が低減出来て、出力アップ!
火炎伝播速度もアップ・・・。
を狙ってみました。
で、最近壊れるというテンショナーは、気持ち悪いので新品に交換しています。
テンショナーはスペアパーツとして持っておいた方がいいみたいです。
今回からスペアエンジンも出来ましたのでこれで現地での整備が楽ちんになりました。
まだシーズン半ばなのに、交換部品が多すぎ!
このレース後は、ケースとミッション・シリンダー以外交換です。
クラッチは今回交換しています。