結構効果のあるDLCカムシャフト!

カムのジャーナル部にコーテイングする事で、シリンダーヘッド・カムホルダー部分のカジリを低減させることが出来ます。

さらに、初期馴染み性を追求して、モリブデンショットをカム山には施し、一番いい状態のカムシャフトに加工します。

使用後はこんなにジャーナルが綺麗です!

しかし!!!

ビートエンジンのシンボル?でもあるカム山の”虫食い摩耗”これをどうにかして無くしたいのですが、いろんな原因が考えられ一つの部品だけでは対策出来なさそう・・・

今回、同時に評価テストを行ったロッカーアームシャフトも、ピストンピン同様いい感じです。

排気側にもDLCは効果抜群です。

 

オイルはDLCコーティングした部分には低粘度オイルでも十分対応できますが、コーティングしていない部分には、まったく低粘度オイルはお勧めできません!

推奨としては、鉱物系の合成油で10W-40とか20W-50が最適だと思われます。

個人的には、空冷バイク用のエンジンオイルなんて有りかと思いますので、次回実験してみます。