何らかの理由でカジリの発生したピストン!

良く見るピストンです。

キズはこんな感じです。

こんなピストンを、修正してWPC処理を行うと。

 

遠くから見ると新品ピストン見たいに!

問題の場所を拡大すると・・・

 

かなり良い感じで再生出来てます。

外車だったらピストン4個でウン十万円コース。それが2万円強でここまで出来、十分な実用領域です。

消耗品なのに、ピストンと二カジルシリンダーは、再生出来るんです。

 

作業的には、摩耗して無くなったオイル溜りの代わりを、WPC処理で作って、ハイパーモリショットで固体潤滑膜を形成します。

下処理の際には、各エッジの除去を入念時行に行います。

ハイパーモリショットは100%潤滑材で、パターン印刷などのコーティングは主成分がバインダー(接着剤)なので、10%程度しか潤滑材が存在しません。

これが大きな性能差になるんです。