今回は、ニュル用スペシャルパーツ第3弾
バルブスプリング加工でございます!
バルブスプリングのクローズドエンド処理部の端面の状態を改善します。
この加工は、ばねの垂直度の修正とシートへの攻撃性を改善します。
これがエンド部修正後。
解りにくいので別アングルで。
端面を定盤の上で#240で粗仕上げ後、リューターを使って面取りを行います。
そしてwpc加工を行い仕上げに#400で慣らせば出来上がり。
16本x2面で32箇所仕上げていきます。
この作業をする事によって、ばね圧縮時の姿勢を垂直に保たせることが出来
安定した荷重特性を得られます。
垂直度が甘い場合は、シート材の編摩耗やサージングの原因になります。
バルブスプリングに発生する不具合は、破断とヘタリが有ります。
wpc加工で破断の原因であるマイクロクラック(肉眼で見えないキズ)を消失させると共に
圧縮残留応力を与え、ヘタリの少ない破断しないスプリングに加工できます。
まさに、24H耐久レースにはうってつけのチューニングです。
加工を試して見たい方はお問い合わせください。
wpc加工+端面加工です。