時間があったんで、組み立てマニュアル風な記事を作ってみました。
NSF250Rのエンジンは短いサイクルでオーバーホールが必要です。
これを見て頂けば組み立て工程をご理解していただき、結構簡単だということが伝わると思います。
綺麗に全パーツを洗浄しサブアッシーを組み立てたところから始まります。
LケースにトロコイドギヤSET・ポンプシャフト・オイルプレートの取り付け
ハイパーペーストを塗ってクランクシャフトの組み立て
クランクケースに1207Bを塗布してトロコイドギヤを2SET取り付
クランクシャフト・バランサーシャフトを取り付けてRクランクケースの取り付け
さらにストレーナー・チェーン・ポンプスプロケット・カバーの取り付け
カートリッジミッション・バランサーギヤの取り付け
クラッチバケット・クラッチセンター・ドライブギヤの取り付け
クラッチディスク・プレッシャープレートの取り付け
クラッチカバーの取り付け
ピストンにリングを付けてコンロッドに取り付け
ガスケット・シリンダーの取り付け
カムチェーン・ヘッドASSY・カムシャフトの取り付け
テンショナーを調整してヘッドカバーを取り付ける
ウッドラフキー・フライホイールの取り付け
Lカバー・オイルフィルターの取り付け
完成!
慣れてくると組み立てに1時間もかかりません。
点検・修正は丸1日掛かりますが・・・
各部の調整はきちんとしないといけません。
遊びが異常に多いところがあります。
細かいことはノウハウなので書けませんが、それほど難しいエンジンではありません。
唯一、特殊工具と部品の価格が高額すぎるのが大問題です!
メーカーさん早くどうにかしてください。
宜しくお願いします。